シナリオレビュー

これが勇者の冒険談
王道ながら、作りが丁寧なシナリオ。
と、上であげましたが、まさにそんな感じ。
基本的に王道ものって、ただ書くだけなら難しくはないかと思われます。
偉大な先人が作った道の上を歩けばいい訳ですから。
まあ、勿論そこには王道を語るだけの知識量というか、
それだけ色んな作品に触れてなきゃいけない訳で、
その時点で自分にゃ無理なんですけどね。
で、王道もので特に難しいのが、面白く書くって点にあると思います。
意表を突くようなストーリーを展開していくタイプなら、
プレイヤーを引きとめやすいですが、王道ものはそうはいかんとです。
この作品は、その辺りを徹底的な丁寧さで
上手く補っているという印象を受けました。
あと凄いぶっちゃけると自分あれなんですが、
王道ものよりそうでないやつの方が好きなんですが、
それでも十分楽しめました。エミィかわいいよね
すいません調子こいた事書いて。じしゅくします


ありがちな古いRPG(全然RPGやったことないんですが)
のパロディ的要素をぽろぽろ混ぜ込みつつ、
かわいげあるキャラで引っ張ってくあたり、
ベルグリムを思い出したり。アイコン的にも。


戦闘システム
この手の少し特殊な戦闘システムって、
プレイヤーに枷を付けるタイプと、
プレイヤーに選択肢を与えるタイプに分けられるんですが、
このさくせんは後者のタイプですね。
ということで好印象と。


あれ、なんか誉めてばっかりだ。
多分自分が描けないタイプのシナリオなので自然とこうなってしまうのかな。
これはレビューでなく感想というのでは……。
あ、そうだ。
武器で短剣とかありますけど、
あれの再攻撃とかそういう特殊な部分をこう、
技の方にも適応してほしかったり。
いや、だめ?


あと後日談も以前プレイしてたんですが
このシナリオはパラレル的立ち位置だとの事。
つまり、まだあの幼馴染がどうなるかは……